パラリンピック 修理サービス
24時間稼働の修理サービスセンター
オットーボックは、国際色豊かな技術チームをパラリンピックに派遣し、無償で修理サービスを提供することで、参加選手をサポートしています。
選手村内にメインの修理サービスセンターを設営するだけでなく、いくつかの競技会場やトレーニングエリアにも修理ブースを設け、移動式の修理ワークショップも用意しています。
経験豊かな義肢装具士や車いす技術者、溶接技術者が、選手の国籍や使用する機器のメーカーを問わず、義肢、装具、車いすなどを修理、メンテナンスし、選手村内で使用する日常用の機器が壊れた時にも対応します。
抜群のチームワーク
修理サービスセンターは、常に活気にあふれています。
まるでモーターレースのピットレーンのようだと例える人もいますが、ピットレーンのメカニックと違い、オットーボックの技術者は様々なスポーツ競技用にカスタマイズされた機器を使用する何千人ものトップアスリートのために修理や調整を行います。
このタスクを達成するには、専門的な知識と時間との闘いなどのプレッシャーの中で仕事ができる能力、F1のピットレーンの様なチームワークとが必要となります。
修理サービスはこうして始まりました
オットーボックは、1988年のソウル大会からにパラリンピックに関わるようになりました。オーストラリアからソウルを訪れていた4人のオットーボックの義肢装具士が、参加選手に修理やメンテナンスを提供する必要があることに気づき、テントを張りワークショップを設営したのが修理サービスの始まりです。
修理サービスのワークショップは年を重ねるごとに大きくなり、ソウル大会以降全ての夏・冬のパラリンピック競技会に参加してきました。また、オットーボックは、コモンウエルスゲーム(英連邦競技大会)や世界選手権のような国内、外の競技大会でも修理サービスを提供しています。
2016年のリオ大会では、29か国から終結した100人で構成されたチームが修理サービスにあたりました。トータルで10,400時間をかけ134か国から参加した1667人の選手に対し、2,408件の修理を実施しました。
選手との信頼関係 互いの発展のために
オットーボックの長年にわたるパラリンピックへのパートナーシップは、選手と私たちの信頼関係の上に成り立っています。
選手は、彼らの要望を理解し、的確な修理を提供する私たちの技術を信頼してくれています。
だからこそ、一つ一つのパラリンピック大会ごとに選手からも学び、私たちの技術を向上させていくことが大変重要であると考えています。
パラリンピック修理サービス
修理サービスセンターの歴史
東京2020 修理サービスセンター
結果2件/2件中